API連携機能ガイド

【API連携機能利用準備】

【1】ローカルPCでコマンドプロンプトを起動し、API連携機能利用に必要なアクセストークンを発行する。

※プロキシが存在する場合はプロキシ環境変数を設定する。
設定項目 設定値
サンプルコマンド curl -X POST -k https://exp.mplattour.cloud:49152/auth/login -H "Content-Type: application/json" -d "{\"username\":\"230726-1032\",\"password\":\"XXXXXXXXXXXX\"}"
username [【mPLAT/Tour】インシデント管理トライアル開始のご案内]メールのログインIDの値
password [【mPLAT/Tour】インシデント管理トライアル開始のご案内]メールのパスワードの値

※上記APIで出力された赤枠内の「access_token」の値がAPI連携に必要となるため控えておいてください。
 (access_tokenの有効期限は12時間です。)

【API連携機能_プロセス情報取得API】

【1】「[インシデント管理トライアル]サービスURL」にWebブラウザでアクセスし、ログインID/パスワードでログイン。

【2】[インシデント管理]-[インシデント管理(Standard)]へ遷移し、インシデント管理(Standard)一覧画面で検索を実行、
 取得した一番上のインシデントID(例ではIC1--211014-0003)を控える。

【3】ローカルPCのコマンドプロンプトに移動しプロセス情報取得APIを実行して、
 【API連携機能_プロセス情報取得API】の【2】で取得したインシデントIDのプロセス情報を取得する。

設定項目 設定値
サンプルコマンド curl -X GET -k "https://exp.mplattour.cloud:49152/api/process_types/01000001/processes/IC1--211014-0003" -H "Authorization: Bearer eyJ0eXXXXXXX"
URL "https://exp.mplattour.cloud:49152/api/process_types/01000001/processes/<【API連携機能_プロセス情報取得API】の【2】で取得したインシデントID>"
Authorizationヘッダー "Authorization: Bearer <【API連携機能利用準備】で取得したaccess_token>"

【API連携機能_プロセス情報登録API】

【1】ローカルPCのディレクトリで、登録するプロセス内容を記載したjsonファイルを作成する。
   ※jsonファイルの文字コードは[UTF-8(BOM無し)]で作成してください。

例ではd:\ディレクトリに[ssm_api.json]というファイル名で作成。
※「*」がついている設定項目は必須項目です。
設定項目 設定値 設定例
*status 登録プロセスの[ステータス]の値を設定 右のいずれかを設定可能[新規・対応中・対応済み・未知インシデント対応]
*system_id インシデント管理トライアル開始時に払い出されたシステムのID [【mPLAT/Tour】インシデント管理トライアル開始のご案内]メールのシステムIDの値
type 登録プロセスの[未知 / 既知]の値を設定 右のいずれかを設定可能[未知・既知]
close_date_limit 登録プロセスの[クローズ期限日]の値を設定 YYYYMMDDの形式で設定可能
close_time_limit 登録プロセスの[クローズ期限時刻]の値を設定 HHMMSSの形式で設定可能
*title 登録プロセスの[タイトル]の値を設定 任意のテキスト
text_1 登録プロセスの[事象]の値を設定 任意のテキスト
text_2 登録プロセスの[対応結果]の値を設定 任意のテキスト
impact_level 登録プロセスの[影響範囲]の値を設定 右のいずれかを設定可能[全テナント・一部テナント・特定ユーザー・ユーザー影響なし]
emergency_level 登録プロセスの[発生頻度]の値を設定 右のいずれかを設定可能[毎日・週1回程度・月1回程度・再発可能性なし]
priority_level 登録プロセスの[障害レベル]の値を設定 右のいずれかを設定可能[レベル1・レベル2・レベル3・レベル4]
current_respondent 登録プロセスの[現在対応者]の値を設定 現在対応者にしたいユーザーIDを設定
登録するプロセス内容を記載したjsonファイル全文 登録に利用するjsonファイル内容の例
※[system_id]はトライアル開始時に払い出されたシステムIDを指定してください。
{
  "status": "新規",
  "system_id": "0000000000000XXX",
  "type": "未知",
  "close_date_limit": "20240101",
  "close_time_limit": "180000",
  "title": "メール送信不可問題発生",
  "text_1": "メール送信に失敗する事象発生。",
  "text_2": "メールサーバが停止していたため、サーバを手動で起動することで解決。",
  "impact_level": "特定ユーザー",
  "emergency_level": "月1回程度",
  "priority_level": "レベル2",
  "current_respondent": [
    "t-nomura@sample.com"
  ]
}

【2】ローカルPCのコマンドプロンプトに移動しプロセス情報登録APIを実行して、
 【API連携機能_プロセス情報登録API】の【1】で作成したプロセス内容を登録する。
設定項目 設定値
サンプルコマンド curl -X POST -k "https://exp.mplattour.cloud:49152/api/process_types/01000001/processes" -H "Authorization: Bearer eyJ0eXXXXXXX" -d @D:\ssm_api.json
Authorizationヘッダー "Authorization: Bearer <【API連携機能利用準備】で取得したaccess_token>"
Body @< jsonファイル名 >

【3】「[インシデント管理トライアル]サービスURL」にWebブラウザでアクセスし、ログインID/パスワードでログイン、
  [インシデント管理]-[インシデント管理(Standard)]へ遷移し、システム検索条件を本トライアル用に発行されたシステムにして検索、
  【API連携機能_プロセス情報登録API】の【2】で登録したプロセスが存在することを確認する。

【補足】

インシデント管理画面の画面IDについて

プロセス情報を取得したり登録したりする場合、どのインスタンス管理画面に登録するかはcurlで指定するURLで決定しています。
これまでの例ではすべて[インシデント管理(Standard)]に対してのAPI連携を行う例でしたが、[インシデント管理(Basic)]に対して行うことも可能です。
下記表のようにURLで利用するプロセスIDを変更することで、[インシデント管理(Basic)]の登録プロセスを取得したり、プロセス登録を行ったりできます。
画面名 画面ID URL例
インシデント管理(Standard) 01000001 https://exp.mplattour.cloud:49152/api/process_types/01000001/processes
インシデント管理(Basic) 01000002 https://exp.mplattour.cloud:49152/api/process_types/01000002/processes